角幡 唯介（かくはた ゆうすけ）

探検家・作家
1976年 北海道芦別市生まれ。

経歴

1997年

厳冬期北海道十勝大雪山スキー登山

1998年

チベット、ツアンポー峡谷偵察行

2001年

ニューギニア島マンベラモ川探検、トリコラ山北壁初登頂

2002年

冬期黒部峡谷横断、屋久島単独縦断遡下降

2002〜03年

チベット、ヤルツァンポ川峡谷未踏地域単独探検

2003年

朝日新聞社入社、富山支局配属

2008年

朝日新聞社退社、ネパール雪男捜索隊に参加

2009〜10年

黒部峡谷剱沢遡行、ツァンポー峡谷無人地区単独探検

2011年

カナダ北極圏1600kmを荻田泰永氏と踏破、フランクリン隊の足跡を辿る

2012年

北穂高岳滝谷C沢右俣奥壁登攀、GPS無しの極夜放浪

2014年

厳冬期グリーンランド北部徒歩旅行（400km）、マグロ船同乗取材

2015年

極夜探検準備のためデポ備蓄（のべ700km）

2016年

厳冬期槍ヶ岳登攀

2016〜17年

グリーンランド北部極夜行（80日間）

2017年

日高山脈地図なし登山 第一回

2018年

グリーンランド北部踏査（900km、75日間）

2019年

犬橇訓練およびフンボルト氷河への長期旅行

2020年

エルズミア島への調査旅行（1250km、54日間）、日高山脈登山第二回

2021年

フンボルト氷河犬橇行、日高山脈登山第三回

2022年

ワシントンランド犬橇行、日高山脈登山第四回

2023年

エルズミア島への試み（1100km、50日間）、竹沢うるま氏参加『犬橇事始』出版

2024年

グリーンランド～エルズミュア島犬橇行（1350km、56日間）

受賞歴

2010年

『空白の五マイル』で第8回開高健ノンフィクション賞

2011年

同書で大宅壮一ノンフィクション賞、梅棹忠夫・山と探検文学賞

2012年

『雪男は向こうからやってきた』で新田次郎文学賞

2013年

『アグルーカの行方』で講談社ノンフィクション賞、芦別市栄誉賞

2015年

『探検家の日々本本』で毎日出版文化賞 書評賞

2018年

『極夜行』でYahoo!ニュース本屋大賞ノンフィクション大賞、大佛次郎賞

著書

単著

2006年

『川の吐息、海のため息』 桂書房

2010年

『空白の五マイル』 集英社

2011年

『雪男は向こうからやって来た』 集英社

2012年

『探検家、36歳の憂鬱』 文藝春秋（のち『探検家の憂鬱』）

2012年

『アグルーカの行方』 集英社

2015年

『探検家の日々本本』 幻冬舎

2016年

『漂流』 新潮社、 『旅人の表現術』 集英社、 『探検家、40歳の事情』 文藝春秋

2018年

『極夜行』 文藝春秋、 『新・冒険論』 集英社インターナショナル

2019年

『探検家とペネロペちゃん』 幻冬舎、 『エベレストには登らない』 小学館

2020年

『そこにある山』 中央公論新社（文庫化時に改題）

2021年

『狩りの思考法』 清水弘文堂書房

2022年

『裸の大地 第一部』 集英社

2023年

『裸の大地 第二部 犬橇事始』 集英社

2024年

『書くことの不純』 中央公論新社、 『地図なき山』

共著

2014年

『地図のない場所で眠りたい』 高野秀行との共著、講談社

お問い合わせ

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